まるみつ
 
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まるみつ ボディーバランス
Kab Labo.
私たちは自然なバランスの上に
存在している。
良いバランスを知る近道は
アンバランスを体感すること。
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スポーツを通して見えてくるカラダ

スポーツはバランスの崩しあい

スポーツと一言で言っても、個人や団体などの違いから、相手と対戦するもの、技術や記録を競い合うものなど様々なスタイルのものがあります。それによって使われる体の部位や能力、筋肉なども変わってくるので、それぞれの競技に合わせたトレーニングを取り入れていると思いますが、全てのスポーツにおいて、共通している勝敗の要因は、いかにして相手のバランスを崩し、自分のバランスを崩さないかなのです。

スポーツで注目してトレーニングする場合、どうしても部分的な強化がメインとなりがちです。腕は腕、脚は脚、体幹は体幹という具合に、その部分だけを集中的にトレーニングするパターンです。しかし、それは身体全体として見た時、その全体性が崩れ、協調性を失うことにもなりかねません。それではせっかくきたえた身体が、本来の力を発揮できなくなり、ひいては、故障の原因にもなりえるのです。なぜなら私たちの身体は、パーツごとにできているわけではないからです。全体の協調性のある状態がバランスの良い状態、つまり自然な状態と言えます。バランスが整っていると、身体全体の関係性がとぎれずにスムーズに動かすことができます。パワー、スピード、美しさ、すべてにおいて変化があるのです。

転ばぬ先には崩れぬバランス

私たちの体は、腕は腕、脚は脚を後から取り付けて出来上がっているのではありません。お母さんのお腹の中で着床し、 細胞分裂が始まった時点ですでにその受精卵は姿かたちを変えながらも、常に1つの固体として存在しているのです。「全体で1つ」なのです。これはバランスを学ぶ上で、一番大切な認識です。

理解できると、体の大きさや筋肉の量が、実際の競技力と正比例しない場合もあることに気付くことができます。例えば、100キロを超える重量級の柔道の選手でさえ、バランストレーニングを行なっている65キロの小柄な素人に片腕で押されバランスを崩してしまうこともあるのです。柔道やレスリングなど、一見、力くらべのように思える競技でも、その時によって、相手を軽く投げることができる場合と、そうでない時があります。そこには、腕や脚や腰といった体の一部の「力」ではなく、総合的な全体性の働きが深く関わっているのです。また、野球に関して言えば、ホームランを出した時、ジャストミートしたときのバッティングは、とても軽い当たりに感じることがあるはずです。これも同じ原理で体全体が同時に作用しているからこその感覚でもあるのです。ですから、力いっぱいバットを振っている実感はあるのに全く球が飛ばないのは、局部的な力に頼った状態だと言えるのです。しかし、一生懸命力を入れることが、実際の働きを大きくするという誤った認識により、さらに局部的な強化に力を入れかねません。すると、体の全体性、一体性からはどんどん遠くなってしまうのです。

俊敏性についても同じで、早く動くには早く動くための準備が必要となります。「早く動くぞ」という気持ちだけでは決して早く動けません。「勉強するぞ」と思っても、その状況になければ、取り組むことができないと同じで、早く動くには早く動ける状態があるかどうかが大切なのです。それには、偏った姿勢、偏った感覚が大きく影響していきます。極端なことを言えば、寝ている状態から走り出すのと、立っている状態から走り出すのには、大きな違いがあるのは誰にでも理解できますね。これは見た目にも大きな違いがあります。しかし、同じように立っている状態で生じる違いが、どこにあるのかは一見しただけでは判断できません。それは、動きや形に表れる前の感覚の違いに気付くしかありません。そして、その違いに気付くためのツールがBBBなのです。

私たちは三次元の生き物です。つまり立体です。立体を表現するためには、平面にはない姿勢の状態が大切です。本来あるべき姿勢は自然な状態でと言えるでしょう。しかし、偏った姿勢から生まれる動作はぎこちない動きになってしまいます。単純なロボットのような動きと言えば分かりやすいかもしれません。断片的で不自然な動きは、アンバランスで不安定に見えます。1つ1つ別々の動きを連続して組み合わせただけなので、全体を見た時に協調性に欠けるのです。 逆に私たちの体は1つの動作のために、全てが関係性を持って全体性を保っているわけです。

それを理解するには、感覚から学ぶことが大切です。どうやったら力がでるか?どうやったら早く動けるか?ではなく、その時どういう感覚かが、運動能力を向上させる大きなポイントとなるのです。